LD、ADHD、高機能自閉症等のある子ども達に対するサポートツール検索サイト

サポートツール・データベース

このサポートツール・データベースは、学習の場での教材教具のみならず、子どもの生活全般にわたる困難をサポートできるツールも網羅しています。さらに、将来に繋がる身につけるべき項目に重点を置き、就労・自立を見据えた支援につながるサポートツールを中心に収集しました。


 このデータベース作成の観点  このデータベースの特色


サポートツール(教材・教具)の情報を参照するには


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上手な使い方


サポートツールを上手に使うにあたって、以下の事項をしっかり踏まえてください。


このサポートツール・データベースは、子どもの気になる困難の項目を区分に従って選択していくと、有効とおもわれるツールが示されるようになっています。しかし、それらのツールをむやみに使っていくと、苦手な部分をすべて克服するように取り組ませることになり、多くの課題を子ども本人に与え、過大な負担を強いることにつながりかねません。サポートツールを使う際には、その時点での大切な課題いくつかに焦点を絞り、その子どもに有効と思われるツールを、効果的な使い方と適切な指導のもとで、子ども本人が楽しんで取り組んでいける、といった視点が大切になります。
子どもが目の前の具体的な課題に対して困難を示していると、指導者や保護者はどうしてもその課題への対処法ばかり探しがちになります。子どもの成長をその発達段階を見ながら、長期的な見通しを考えた上で、現段階での個別の指導計画の中に子どもにとって有効なツールを取り入れましょう。ツールの上手な使い方について、学校現場と家庭との間で情報を共有し、子どもにとって最も有効な使い方を検討して欲しいものです。
子どもの困難に対応して有効と思われるツールを検索することが可能ですが、「子どもにあったツールを捜す」のではなく、そのツールをひとりひとり異なる子どもの特性に合わせて工夫して使う視点を持ちましょう。どのようなツールも使い方しだいで、有効にも無効にもなるのです。むしろ、子どもに負担を掛けてしまうような使い方は避けなければなりません。子どもにとって良いツールとなるよう使い方を工夫してください。